【イスラエル人(と トランプ?)の本音】

これはヘブライ語ですが、イスラエル人議員の発言(元クネセト議員, そう、ネタニヤフ首相の党出身)の英訳です。彼はその後、党を離脱して独自の党を結成しました。 しかし、この男はスムートリとベン・ギルのカテゴリーに属しますが、彼の言葉遣いはただただ恐ろしいです。

注:ヘブライ語で聞くといかにも危ない人間と感じます。

「ガザのすべての子どもは敵だ。我々はガザと戦争をしている。 ガザというテロ組織は、我々自身がガザに築き上げたものだ。 そして、ネタニヤフ首相が賛成票を投じた撤退協定において、それが今や敵なのだ。 今あなたがたがミルクを与えているすべての子どもたちが、15年後には、あなたがたの娘たちをレイプし、子どもたちを虐殺するだろう。 我々はガザを征服して、解決しなきゃいけない。 そして、ガザの子どもは一人もそこに残しちゃいけない。 BB支持派とBB反対派のゲームで得点を稼ぐためだけに、このような欺瞞を繰り返すのはやめよう。 これは左か右かの問題ではない。この戦争に勝つこと、そして正義の問題なのだ。 我々はいつ学ぶのだろうか?いつ学ぶのだろうか?」

注:BB はネタニヤフのことです。

この男は正直、狂ってると思います。
でも彼がネタニヤフ政権の姿勢を象徴してるんでしょうか?
それだけじゃなくて、さらに悪いのは、彼がイスラエル国民のかなりの数が持っている深刻な考え方も体現しているってことなんです。 僕らの友人のアリスター・クルックもこのことをよく分かっています。そしてこれは本当に真実です。世界中のイスラエルの反体制派や、ユダヤ人の反体制派と話してきたし、その中の何人かとはイランでも話しました。みんな口を揃えて、「そう、イスラエル国民のほとんどがこういう “精神病質的な大量虐殺の旧約聖書の変人” を支持している。それが問題なんだ」と言っています。
それで、トランプはバイデンと同じくらいジェノサイドの責任を負っているのですか?
微妙なところです。 現時点では、どちらもイスラエルを全面的に支持していると言えるでしょう。しかし、今は何らかの微妙な違いがあるはずです。 トランプはそのことに気づいていると思います。
もし彼がいつものようにイスラエルを120%支持するなら、まるでEUの全くの低レベルな愚か者のように、彼はジェノサイドに加担したことになるでしょう。
だから、それは非常に複雑なのです。トランプとネタニヤフの関係(これもすごく不安定)、トランプと他の政府、イスラエルとの関係、トランプの寄付者やユダヤ人ディアスポラ(イスラエル国外に住むユダヤ人)との関係…いろんなレベルで複雑に絡み合っています。
しかし、21世紀において、アメリカ合衆国がジェノサイドに加担することは絶対に許されないことです。これは自殺行為を通り越しています。